ストレスは歯に悪影響

先日、ネットで気になる記事を見つけましたのでご紹介します。

ストレスを感じると、人は強く歯をかみしめたり、就寝時に歯ぎしりをしたりする。歯が痛ければ何事にも集中できず、かみにくければ食事や会話が楽しめないなど、ストレスが増大する負のスパイラルに陥る。歯ぐきのはれや出血は歯周病が発症しているサインで、放っておくと早産・低体重児出産や糖尿病、心筋梗塞の悪化など、全身の健康を害する恐れが高まる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef95d7bee51fa582a61043c21f05ec77b5e41e3

慢性的なストレスはタバコやお酒より体に悪いと言われていますが、もちろん歯科においても同様です。
ストレスによる就寝時の強い歯ぎしり、噛みしめは自覚症状がなく、普段は異常も感じないので長い時間をかけて徐々にかみ合わせの不調や顎関節の負担が蓄積していきます。やがて全身の不調や顎関節症と症状が出現するようになって初めて病院にかかるという方がほとんどです。症状が悪化してから治すとなると、お金も時間もかかりますので、「ストレスで歯ぎしりが出やすいんだな」「自分では気づけないし、定期的に検診に行っておこう」と頭の片隅に置いておくだけで、予防や軽い症状のうちに治療をすることができます。