親知らず
親知らずの抜歯
親知らずって抜くべきなのか?
親知らずを抜いた方が良いかどうかは、「他の歯に悪い影響を与えていないかどうか」で判断してください。
親知らずがまっすぐに生えており、歯磨き等の手入れが問題なくできたり、歯並びに悪影響が無い場合はわざわざ抜く必要はありません。むしろ、咀嚼効率が良くなりますので残しておいた方が良いと思います。
逆に、まっすぐ生えていても、親知らずのメインテナンスが上手くいかないせいで虫歯、歯周病を引き起こしていたり、そもそもまっすぐ生えていないから食べカスが詰まりやすくて困る、というような悪い影響をもたらす場合は抜歯してしまって良いと言えます。
もちろんケースバイケースですので、抜くべきかどうかは信頼できる歯医者さんに相談されるのが良いと思います。
歯を抜いた後に発生する可能性のあるリスク
- 術部の痛みと腫れ(2~3日後をピークに、通常は1週間~2週間ほどでおさまります)
- 口が開きにくくなる
- 摂食嚥下障害
- 出血
- 口角炎
- 術後感染
- ドライソケット
- 神経麻痺
上記のように、抜歯や外科的治療を施す場合はリスクがあります。当院では患者様にしっかりと手術の利点、それに伴うリスクをご説明して、ご納得いただいてから治療を行います。
親知らずの抜歯は一般的に行われている治療ですが、歯が埋まっていたり、横に倒れていたりと人によって様々です。中には歯茎を切開して親知らずをいくつかに切断して撤去する場合もあり、簡単には済まないことがあります。どの患者様にも事前にしっかり治療のご説明をさせていただきますので、不明点やご不安な点があればお気軽にお尋ねください。