親知らず・インプラント
親知らずの抜歯
親知らずって抜くべきなのか?
正常に4本生えてきたらほかの歯と同様に大切にしてください。問題は、生え方の異常な親知らずです。例えば、
- 歯ぐきの横から生えてきた。
- 顔を出しそこなって歯ぐきの中に潜ったままになっているなどです。
1、のような歯は歯ブラシが届きづらいのでむし歯になったり、不潔になり歯茎が腫れたりします。
むし歯になっり腫れた場合は抜いた方がよいでしょう。また、異常な生え方のために痛みがあったり、噛み合わせが悪かったりしてほかの歯や顎関節に負担をかけているときがあります。上の親知らずだけが生えて下の歯がなく、噛み合わせの相手がない場合も抜いてしまった方がよいでしょう。
2、の場合でも親しらずが隣の歯に負担をかけていたり、隣の歯を治療しなければならなかったりするときは抜いた方がよいでしょう。
異常に生えた親知らずが起こす問題点
- 食べ物のカスなどがたまりやすくむし歯になりやすい。
- 歯ブラシが届きづらく、むし歯や口臭の原因になりやすい。
- 隣の歯を押したりして歯並びを乱したり、かみ合わせが悪くなる可能性がある。
- 親知らずが原因で不潔になり歯茎腫れることがある。
抜歯そのものは、痛みもほとんどなく簡単に治療できます。
当院にご相談下さい。
当院の特徴
30年の経験の下、出来るだけ痛くない、腫れない抜歯を心掛けています。
親知らずの抜歯が痛い原因は、麻酔の効き具合・抜歯にかかる時間・抜歯後の対応の三つに分けれられます。(それぞれの特徴を)抜歯後の痛みが数週にわたり続くのがドライソケットです。抜歯の傷口に血液の塊がなく骨が露出した状態です。
十分に麻酔をし、なるべく早く抜歯できるよう専用機材をそろえています。抜歯後に疼痛がでないように特殊な薬剤を入れます。この薬剤はドライソケット防止に有効です。
インプラント治療
インプラント治療は、歯肉の内部にある顎の骨に金属製の人工歯根を埋め込みその上に人工の歯を取り付ける治療方法です。
現在国内外で主流のインプラント治療は、チタンで作られた人工歯根が使われています。
チタンは生体との親和性が極めて高く、アレルギー反応を起こさず、骨に埋め込むチタンが2~4ヶ月で直接結合する性質を生かした治療方法です。
インプラントはかむ力や耐久性が天然の歯に近く、毎日、通常の歯磨きよりもていねいにするだけです。
インプラントは「第二の永久歯」と言われる人工歯根
抜けた歯の外観と機能を、歯根から歯冠まで修復できるのが、インプラント治療です。人が物を噛むときの圧力は、想像以上に大きいもの。でも、丈夫なインプラント(人工歯根)なら、天然歯の歯根と同様に機能します。また歯冠の色や形も、最新の歯科技術によって、自分の歯と同じように作ることが可能です。
インプラントの最大のメリットは、きちんとした手入れをすれば、治療効果が半永久的に持続することです。35年以上前に治療を受けた最初の患者さんのインプラントも、今なお問題なく機能しているとの海外の報告もあります。
インプラントのメリット
1、抜けた部分に植立できます。
歯が一本だけ抜けている場合、これまでのブリッジという方法では両隣りの歯を削ります。
インプラントは両隣りの歯を削る必要がありません。
2、咬む力でほかの歯に負担をかけません。
歯が一本以上抜けている場合、ブリッジは残っている歯だけでかむ力を支えなければならず、健康な歯への負担が大きくなります。
インプラントにすれば、力が一本ごとに分散されますから健康な歯への負担をさけることができます。
3、自然な歯に近い美くしさが得られます。
天然歯に近いかむ力を持たせるために研究されたインプラントには、個人差のある歯の色も合わせることができますから、自然な美しさが得られます。
4、入れ歯にも利用でき、従来の入れ歯のようにガタつきがありません。
インプラントのQ&A
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治療に年齢制限がありますか?
- A 最低16歳以上(骨の成長がほぼ終了)で、医学的、解剖学的に条件が満たされている限りどなたでもインプラント治療を受けることが出来ます。年令の上限はありません。
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治療の期間はどのくらいかかるのですか?
- A 全部の歯を治療するとなると3ヶ月~6ヶ月以上の通院が必要でしょう。
*通院期間は治療の内容で個人差がありますので、治療の前にご相談ください。
- A 全部の歯を治療するとなると3ヶ月~6ヶ月以上の通院が必要でしょう。
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寿命はどのくらい考えればいいですか?
- A 植立する顎の骨の状態や内科的状態や口腔状態にもよりますが、しっかりと管理することにより長くもつことができます。
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手術は危険なのでは?
- A 治療の前に十分な検査診断を行いますので安心です。
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顎の骨に金属を埋め込んで大丈夫なのですか?
- A インプラントはからだに影響を及ぼさず、しかも腐食しない純チタンを使っていますので安全です。
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総入れ歯の人でもできますか?
- A 総入れ歯の方でも、顎の骨や歯ぐきが健全なら大丈夫です。
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治療後、手入れが面倒なのでは?
- A 歯ぐきを健康に保つことが大切ですので、通常の歯磨きよりもていねいにするようにしてください。口の中は年齢とともに変化しますので、インプラントの調整が必要になる場合もあります。 半年に一度程度の定期的な検診をおすすめします。
安心してインプラント治療を受けていただくために
当院では、提携歯科医院「アクア歯科クリニック」とインプラント手術を必要によって協力して行っています。また、難しい施術の際はドクター2名体制で治療を行うだけではなく、麻酔医の応援体制もととのっており、安心していただけるようなインプラント治療を実現しております。
また患者様の金属アレルギーのリスクを回避するため、金属アレルギーになりづらいチタンインプラントを推奨しています。CT撮影は提携医院である当院3階の「JOY矯正歯科」で承っています。ぜひともお気軽にご相談下さい